景品の一部をあえて紹介しない
今回は、オンラインでも参加者の心を鷲掴みできる、そんな司会進行の仕方をご紹介します。
まず初めに司会進行というよりも、景品紹介での工夫ではありますが
「景品の一部をあえて紹介しない」ことをおすすめします。
これはなぜかと言うと、最初に全ての景品がわかってしまうと欲しい景品があった人はいいですが、
その中に欲しい景品がなかった人にとっては、ゲーム参加へのモチベーションが下がってしまいます。
一番の目玉となる景品は、場を盛り上げるためにも紹介し、その上で
「実は今回紹介している景品の他にも、もらって嬉しいこと間違いなしの景品からハズレ景品までご用意しています。当たるまでのお楽しみですので、ビンゴ目指して皆さん頑張ってください!」
とこのような紹介をすることで、参加者が最後までビンゴゲームを楽しむことができます。是非、景品紹介の際に参考にしてみてください。
参加者と積極的にコミュニケーションをとる
次に、オンラインイベント特にオンラインビンゴをするような際の、司会進行の盛り上げ方の心得を紹介します。
大切なのは、ずばり「参加者と積極的にコミュニケーションをとる」ことです。
オンラインビンゴの性質上、特に何も意識しないとゲーム中の司会者と参加者とのやりとりは
非常に少なくなります。参加者とのやりとりが少ないと淡白な印象になってしまい、
場の盛り上がりにも欠けてしまいます。
そこで、積極的に参加者とコミュニケーションを取る具体的な方法や、ポイントをご紹介します。
掴みにおいて景品をいじる
まず、1つ目のポイントは景品紹介の時点、いわゆる掴みにおいて景品をいじることです。
仮に豪華な景品を用意できている場合はそれだけで盛り上がるのでいいですが、
そうではない場合は、先に挙げたような景品を一部隠した紹介をして期待を持たせた上で
「今回ご用意した景品の中には、実はすごい景品があるんです・・・。みなさん何だと思いますか?(時間をあけて突如)みなさんアメリカに行きたいか!アメリカに行きたいか~?今回ご用意したのは、アメリカ旅行に持っていきたいこのタオルだ!」
と期待させて笑って軽く裏切ってしまうような紹介の仕方をし、
参加者の皆さんからのツッコミをもらって盛り上げるというテクニックがあります。
2つ目のポイントは、参加者との会話を代弁することです。
これはどういうことかというと例えば「何か狙っている景品はありますか?おっ、ディズニーチケットね。当たったら誰と行きたい?彼氏さんね!それは是非ビンゴ目指して頑張らなきゃ」
というように、参加者の返答を改めて繰り返してあげることで、その場に一体感を生むことができます。
司会者だけのコメントで進行すると、参加者さんを置いてきぼりにしてしまうので、
常に代弁を意識し、会話するようにしましょう。
全員とコールアンドレスポンスをする
次にご紹介するのが「コールアンドレスポンス」のテクニックです。
先ほども述べたように、参加者と司会者含めた場の一体感を上げることは、
盛り上げるための必須条件と言っても過言ではありません。
コールアンドレスポンスは、場の一体感を上げるのに非常に役立ちます。
では、オンラインビンゴで実際に使えるコールアンドレスポンスとはどんなものなのか具体的にご紹介します。
それは、ビンゴの数字を司会者が読み上げる際に、
参加者の掛け声をもらってから数字を読み上げるという方法です。
例えば司会者の方が「ビンゴ~!」と言った後に続いて参加者の皆さんに「シュート!」と言ってもらい、
その後数字を読み上げるなどの方法がよく使われます。ただ単に数字を読み上げていては、
どうしてもグダグダになってしまいます。メリハリのあるビンゴにするためにも、
このコールアンドレスポンスを実施してみましょう。
5~7回ごとに変化を設けよう
最後にご紹介するのが、先ほど紹介したコールアンドレスポンスに関して
「コールアンドレスポンスは5~7回ごとに変化させる」というテクニックです。
先程の例で言うところの、司会者の「ビンゴ~!」を例えば「明日も見てくれるかな~!?」に変えることで、
参加者の皆さんには「いいとも~」と答えてもらうといったような変化を5~7回ごとにすると盛り上がります。
最初の1回目は、参加者の皆さんがびっくりするかも知れませんが、1回目で要領を掴むと思いますので、
その後そう言ったフリがいつ来るかワクワクしてコールアンドレスポンスやビンゴをすることができます。
このような意外性と変化をつけることで、単調なビンゴをより一層面白いものにすることができます。
今回紹介したテクニックを参考にすれば、しっかりと盛り上がる司会進行ができるかと思うので、
意識して司会進行しみてください。